卒業研究テーマ研究室別一覧
last updated on 2/10/2025
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1) 光通信・光集積回路用ナノ構造体の作製(2~3名)
半導体に電気化学的手法を用いてマイクロ・ナノサイズの構造体(量子ワイヤ)を作製し、光通信あるいは光ICへの応用を検討する。(2) バイオおよびメディカルマテリアルの開発とICTへの応用(2~3名)
Si半導体、金属および樹脂等の医療・生体用材料への表面処理をプラズマを用いて行い、有効な処理方法を開発する。さらに、実用化への検討を行う。(3) ICTのためのシリコン系量子構造体の作製と評価(2~3名)
電気化学的手法を用いて様々なマイクロ・ナノSi構造体を作製し、ICTへの応用を検討する。(4) 次世代映像表示記録デバイスの開発(外研)(1~2名)
実施場所:NHK放送技術研究所(世田谷区)HP( http://www.nhk.or.jp/strl/ )を参照して下さい。基本は週4、5日(9から17時)研究できる者で、院進学希望者が望ましい。関心のある者は事前に研究所を見学し、NHK側との間でお互いに了承した後、配属や具体的な研究内容を決めます。(5) ナノテクを用いた新機能情報通信デバイス(卒研A)(1~2名)
ナノテクノロジーを用いた次世代情報通信デバイスの可能性を調査研究する。 月に1,2回のゼミを行う予定。
■その他のコメント
光量子デバイス、医療生体情報デバイス、シリコン量子構造デバイスおよびそれらの材料開発を行います。また、プラズマを用いた各種デバイス材料の表面特性改善について研究します。研究室における実験が主体となるので実験好きであることが重要になります。研究室の見学は必須です。研究室の見学・メール(mmitsuya@cck.dendai.ac.jp)は常時可。実験設備・機器の関係上、内定後にテーマの調整を行うことがあります。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
自由(コンピュータ、ネットワークに関係すること)
定員人数まで
テーマを時間をかけて考えるのも研究のうちです。難しくてよければテーマの提供も可能です。
(卒研Aは受け付けますが、卒研Bと同じ対応をします) 過去の卒論は http://www.net.c.dendai.ac.jp/ を参考にしてください
■その他のコメント
英語、数学、プログラミングのどれか一つはできると楽です。
連絡はメールでお願いします。
研究室見学会を2024/12/5 16:00-18:00 に実施します。
見学会に来なくても志望は可能です。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
1. 音声合成(2名程度)
合成音声への感情付与,歌声合成への歌唱法付与など2. 音声変換(2名程度)
音声の特徴(声質や話速,明瞭度など)の制御/変換3. 音楽信号処理(2名程度)
類似楽曲検索,コード進行推定など4. 異常音検出(2名程度)
異常を知らせる音や音声の自動検出5. 音響計測(2名程度)
超音波スピーカーの音響特性測定,エコーロケーション(反響定位)など
■その他のコメント
- 音に興味があって,粘り強く物事を追求する探究心旺盛な人を歓迎します.
- プログラミングスキルは必須です.
- 二部生の方は基本的に卒研Bのみです.
- 研究テーマは配属後改めて個別に相談して決定しますので,応募は仮のテーマで構いません.
- 応募前の面談は実施しません.質問等はEメールで受け付けます.
- 募集申し込みの際に,当研究室を希望する理由や卒業研究への抱負等を1ページ程度にまとめ,下記アドレスまでEメールで提出してください(形式自由.学籍番号と氏名,大学院進学希望の有無を明記すること).
Eメールアドレス: yoshi.shiga@mail.dendai.ac.jp
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1)Webセキュリティ・ネットワークセキュリティ・IoTセキュリティの研究
○脆弱性発見、攻撃技術/防御技術の研究
10名(2)ソフトウェアセキュリティの研究
○攻撃技術/防御技術の研究
○マルウェア解析
○セキュリティインシデントの原因発見、証拠保全の研究
5名(3)暗号プリミティブ、暗号プロトコルの研究
○代数的アルゴリズム、安全性証明付き暗号方式、暗号プロトコルの研究(理論研究、数学が基本技術)
○暗号ライブラリの高速化
2名
■その他のコメント
・研究テーマは配属されてから話し合って決めましょう.応募時にはどのテーマでもOK.
・メール(taiichi@c.dendai.ac.jp)で質問も受け付けます.学籍番号メールアドレスからメールください.
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
1.新周波数帯の開拓(1-2名)
•ミリ波からテラヘルツ波の電波伝搬特性の解明・モデリングについて研究します.2.電波伝搬シミュレーション技術(3-4名)
•AI/機械学習による高精度シミュレーション法の研究.
•量子コンピュータを用いた超高速シミュレータの開発3.サイバー空間構築およびエミュレーション技術(1-2名)
•3Dレーザスキャナ(LiDAR)とAI/機械学習による空間構築法の研究
•量子コンピュータによるネットワークエミュレーション技術の研究4.カバレッジ拡張・空間制御技術(2-3名)
•HAPS(成層圏プラットフォーム)やドローン連携による無線中継システムの研究
•RIS(再構成可能なインテリジェントサーフェース)とビームフォーミング,ビームトラッキングによるエリア制御法の研究5.次世代電波応用システムの研究【卒研A】(1-2名)
•通信,レーダ,無線電力伝送などの次世代の電波応用システムについて調査研究
■その他のコメント
•無線に関するテーマであれば,上記以外でも相談に応じます.
•内定後にテーマの調整を行う場合があります.
•研究室見学や質問・面談の希望者は事前にメールにて連絡ください.
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1) 人工知能(ディープラーニング)に関する研究
サーモグラフィ,スキンケア,ヘアケア,ドライアイへの応用に関する研究
(卒研B) 8名程度(2) コンピュータグラフィックスに関する研究
(卒研B) 2名程度
■その他のコメント
研究室見学については12月9日5限画像処理研究室で実施します.応募時の研究テーマは暫定的なもので変更する場合があります.大学院進学希望の学生は事前に電子メールで連絡をください.
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
■卒研Bテーマ
〇カテゴリA:ネットワーク自動運転(Autonomous Networking)の研究
(説明)車の自動運転同様、社会のあらゆる分野で自動化の流れが活発化しており、 ネットワークについても例外ではない。6G時代に必須となるネットワークの自動運転に向けたセンシング、自動診断、自動制御等に取り組む。
機械学習を使った光センシングの研究(2)
デジタルコヒーレントDSPから得られるコンスタレーション情報にCNNやVAE等の機械学習モデルを適用してネットワークの状態を推定し、自動診断に活用する。
学習データオーグメンテーションの研究(2)
機械学習に用いるデータ量不足に対して、画像複製系の機械学習モデルであるDCGAN等を用いることでデータを複製することによりこれを解決する。
自動運転ソフトウェア構成及び実装の研究(1)
各種センシングデータからの情報をベースに、ネットワークの自動診断や自動制御を実現する自動化コアをどう構成、実装するかを考える。
ネットワーク・デジタルツイン構成法の研究(1)
種々のセンシングやテレメトリー技術による収集したデータを用いて、リアルネットワークのコピーを仮想空間に構築する方法を検討する。
NWのリアルタイム可視化技術の研究(1)
構成したデジタルツインから、オペレーターによる把握・判断に結び付けるための可視化技術を検討する。
〇カテゴリB:光量子ネットワークの研究
(説明)特定の問題についてスーパーコンピューターをはるかに超える高速化が期待される量子コンピュータの研究が進展している。光の量子状態の性質を活かすことで、原理的に盗聴不可能なネットワークを実現する。
量子鍵情報を転送するネットワーク構成法の研究(1)
フォトンを使った量子鍵転送の伝送条件と通常のデータ転送の伝送条件は大きく異なる。これらを既存ネットワークに共存収容するアーキテクチャを考える。
〇カテゴリC:空間多重光伝送路を活かした高信頼ネットワーク構築法の研究
現在敷設されているシングルコア光伝送路の限界を打破する空間多重光伝送路を、大容量化のみならず、ネットワークの高信頼化に生かすアイデアを考える。
ハイパーキューブトポロジーの空間多重伝送路への収容の研究(1)
現在首都圏ネットワークで利用されているハイパーキューブNWを空間多重伝送路に効率的に収容する方法を検討する。
同トポロジーを採用したネットワークの信頼性評価の研究(1)
上記収容方式を用いた場合に得られる信頼性の向上効果を数値シミュレーションにより検証する。
〇カテゴリD:ポスト5G向け超高信頼メトロアクセスネットワークの研究
(説明)URLLC等の要求に経済的に応える新しいネットワーク・アーキテクチャを創造するため、誤り訂正技術や並列伝送技術等を駆使して研究を進めます。離散数学やC++を使います。
種々の並列化方法と誤り訂正技術の組み合わせによる性能比較(1)(NICT)
マルチパスと誤り訂正符号を組み合わせることで障害に強いネットワークを実現する。
モデルネットワークにおける信頼性評価(1)(NICT)
同方式の有効性を、ネットワークの需要タイプを仮定することで数値シミュレーションにより評価する。
モバイルフロントホールの障害検出技術の研究(1)
モバイルフロントホールにおける接続ミス等による多重反射ノイズによる通信性能への影響を数値シミュレーションにより明らかにする。
〇災害に対して強いネットワークの構成方法の研究
(説明)東日本大震災等の大規模災害においても影響がない、あるいは少ないネットワークの構成方法を考えます。また災害からできるだけ早く回復させるにはどういう仕組みを導入すればいいのか等を研究します。
並列伝送と位相補償による超長距離伝送技術の研究(1)(NICT)
災害時等に残存したネットワーク装置で最大限のパフォーマンスを実現する電界加算型大容量通信方式を検討する。Matlabを利用する予定。
障害および予兆情報の遠隔検知・情報収集と障害予測技術の研究(1)(NICT)
自己修復や自己最適化が可能なネットワークの研究(1)(NICT)
■卒研Aテーマ
〇次世代AIに向けた調査と新基本方式の研究 グリア細胞ネットワークの調査(1)
(説明)現在のAIは神経細胞のネットワークを模擬して機械学習を実装しているが、最新の脳科学では、神経細胞ネットワークを制御するグリア細胞ネットワークの働きが明らかになりつつある。これらを調査し、次世代AIへの適用可能性を探る。
上記のうち、(NICT)とあるのは、国立研究開発法人情報通信研究機構との共同研究
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
卒研Bテーマ (各2〜3名程度)
1. コンピュータアーキテクチャに関する研究
キーワード:高性能・低消費電力,サスティナビリティ,RISC-V, メモリ2. 次世代スーパーコンピュータシステムに関する研究
キーワード:スパコンシステムアーキテクチャ,システム運用技術(AI/ML operations)3. 配信用動画向けリアルタイム符号化技術に関する研究
キーワード:映像符号化,VVC, アルゴリズム,専用ハードウェア4. エッジ向け推論アクセラレータに関する研究
キーワード:ASIC, 機械学習,エッジコンピューティング,アルゴリズム5. 次世代プログラミング開発環境に関する研究
キーワード:ヘテロジニアスコンピューティング,システムソフトウェア,プログラム最適化・高速化,性能可搬性卒研Aテーマ(1~2名程度)
6. スーパーコンピュータの開発動向調査
7. ポストムーア時代の計算技術に関する動向調査
# ただし,基本的は卒研Bでの対応を考えています.卒研Aを希望される方は事前に相談してください.
■その他のコメント
コンピュータアーキテクチャ研究室では,
・コンピュータ,プログラミングに興味があり,
・粘り強く,楽しみながら研究に取り組める,
学生さんを歓迎します.
また,ここに提示したテーマは,現在取り組んでいるテーマです.学生さんが自身で研究テーマを見つけ,取り組むことも大歓迎です.配属後は,本人の希望とスキル,大学院進学希望の有無などを考慮の上,個別に相談の上テーマを決めていきます.
事前に個別の質問や面談,研究室訪問は随時受け付けます.当研究室の取り組みに関連してテーマの詳細(具体的に何をやるのかなど)を知りたい方は egawa@mail.dendai.ac.jp まで,お気軽にご連絡ください..
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
【卒研Bのテーマ】
卒研Bでは,以下のテーマに関して研究開発を行います.掲載の研究テーマは大まかな例であり,詳細については配属後に現卒研生の研究内容を見てもらい,テーマ内容をある程度自分で考えてもらった後, それを基に相談しながら決定します.そのため,応募時のテーマは仮のもので結構です.掲載テーマ以外でも希望するテーマがあれば相談に応じます.基本的に同じテーマであっても,各自で異なる内容の研究を行います.
1.ロボットセンサネットワークに関する研究(2~3名)
作業環境にセンサネットワークを自ら構築しながら,そのネットワークで得られる情報を利用して動作するロボットシステムを開発します.2.複数ロボットの協調強化学習に関する研究 (2~3名)
様々なロボットが学習した知識を共有し,自身の作業や環境に合わせて知識を再利用することで,適応的に動作するロボットシステムを開発します.3.群ロボットの集団移動に関する研究 (2~3名)
複数台の移動ロボットから構成される集団を,一体として一斉に移動させる手法の開発を行います.4.海中観測センサネットワークシステムの開発(1~2名)
群ロボットの応用例として,水中でのロボット間通信と集団移動手法について検討します.5.複数センサや移動ロボットを用いた計測に関する研究(1~2名)
人に追従しながら歩行状態を計測するロボットなど,ロボットを用いた人や環境の計測手法を開発します.6.人の作業や動作の補助を行うシステムの開発(1~2名)
人の作業の簡単な補助や動作支援(モノを支える,移動を補助する,コミュニケーションを支援するなど)を行う,アシストシステムについて検討し,試作します.
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【卒研Aのテーマ】
卒研Aでは,次のテーマに関して調査研究を行います.なお,調査研究であっても,テーマ内容によってハードウエアやソフトウエアの開発も行います.
7.ネットワークロボットに関する調査研究(1名)
8.ロボットアプリケーションの現状と将来に関する調査研究(1名)
9.移動ロボットの基礎技術に関する調査研究(1名)
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■その他のコメント
○ 質問および研究室の見学等の問い合わせ
tszk@mail.dendai.ac.jp にメールしてください.○ こんな人ぜひ来てください.
・研究を最後までやりとおす「元気」と「やる気」のある人.
・ハードウエアとソフトウエアの両方に興味がある人.
・ロボットが好きな人.
・大学院進学希望者歓迎.
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1) 説明可能AI
深層ニューラルネットワーク(ディープラーニング)はブラックボックスで、 説明不可能である。
深層ニューラルネットワークからルールを抽出して説明可能にする技術を研究する。
(卒研B) 約3名(2) 深層ニューラルネットネットワークによる時系列予測
深層ニューラルネットワーク(リカレントニューラルネットワーク等)を用いて、
株式や為替等の時系列データの予測の研究を行う。
(卒研B) 約3名(3) 生成系AIの調査研究
チャットGPT等の生成系AIの調査研究を行う。文献調査と使用調査が主である。
(卒研B)約2名(4) 擬態語の研究
擬態語の研究を、漫画等を用いて行う。
(卒研B)約2名
■その他のコメント
・研究室訪問は以下の通りです。(事前予約は不要です。)
12月5日(木)12時50分くらい-13時20分くらい(12時50分くらいに人工知能研究室に来て下さい。)
12月12日(木) 12時50分くらい-13時20分くらい(12時50分くらいに人工知能研究室に来て下さい。)
・面談は行いません。
・情報通信工学総合演習の受講者を優先することはしません。
・大学院の募集はないです。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1) コヒーレント光通信システム(2名程度)
光位相変調(PSK)の多値変調方式(QPSK)を用いた超高速光伝送システムにおいて、クロストークなどによる干渉性雑音がビット誤り率などの伝送特性に与える影響を解明する。(2) 水中ワイヤレス光通信システム(4名程度)
海中で高速・大容量のワイヤレス通信を行うための可視光による光無線通信技術を確立し、その伝送システムを開発する。とくに水中の浮遊物や乱流などの光伝送特性を解明し、その改善手法について検討する。(3) 光子計数技術を用いた超微弱光通信システム(2名程度)
光子計数技術を用いて光子レベルの超微弱光で伝送を可能とするワイヤレス光通信技術を確立し、その通信システムを開発する。(4) 光波による電磁波の電界強度測定技術(1~2名程度)
レーザで励起したルビジウム原子のリュードベリ状態を用いて、電磁波の電界強度の光学的測定法を開発する。(5) シリコンナノワイヤの光伝送特性(1~2名程度)
ナノテクノロジーを用いて作製された極細シリコンワイヤ中の光伝搬特性を解明し、その光伝送技術を確立する。【卒研A】
次世代の光通信技術に関する調査研究(1~2名)
■その他のコメント
光波を用いた通信システムおよび光通信用デバイスに関する研究を行います。
主に実験が中心となりますので、実験が好きな方を歓迎します。- 研究室(1号館12階1206室)の見学を歓迎します。
【見学可能日: 12/6(金)15時~17時, 12/11(水)14時~17時】
- 上記日程以外の見学、質問、相談等も歓迎します。メールでお知らせください。(yoshino@mail.dendai.ac.jp)
- 面談は行いません。
- グループスタディおよび情報通信工学総合演習の受講の有無は問いません。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
テーマについては、配属後に説明を聞いてもらい、相談の上決定します。以下のテーマを想定していますが、ほかに特に希望するテーマがある場合はご相談ください。
(NCの方へ:基本的に卒研Bとなります。活動時間は個別の事情に合わせて設定できます。)1. 生体信号を使った運動支援技術の研究(~3名程度)
皮膚に電極を貼って計測できる生体信号(筋肉の活動電位(筋電)など)を使って人の動きを予測し、義手やアシストスーツなどの制御に応用する。2. 触覚提示デバイスを使った身体錯覚の研究(~2名程度)
触覚提示デバイスを使って、人工の手を自分の手と錯覚する現象について研究する。3. 流体を使って制御するアシストロボットの研究(~3名程度)
流体の特性を生かした人工筋の制御により、軽量で省電力なアシストスーツを実現する。また、その効果をモーションキャプチャや生体信号計測により検証する。4. 手術支援ロボットの研究(~2名程度)
手術支援ロボットに動作を伝えやすいインタフェースを提案し、その効果を検証する。
■その他のコメント
人と機械の接点を情報処理(信号処理、通信)の観点から研究し、人と親和性の高い機械を実現していきます。特に、脳や筋肉など、生体の仕組みに着目することを特色としています。多くのテーマでは、プログラミングのほか、簡単なものづくりや、人の動作や生体信号の計測も行います。 研究テーマは、本人の希望・興味が生きるよう、個別に相談して決めます。面談や見学希望の方は tkawase@mail.dendai.ac.jp までメールをください。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
1.適応的な機械学習システム(2~3名)
目的やタスクに応じて適応的に学習済みデータを選択して行動する強化学習ロボットの開発を行います.転移学習の応用研究です.希望があれば学習アルゴリズムの数理的な研究もOKです.2.物理演算シミュレータを用いた強化学習と自律移動レスキューロボット(2~3名)
物理演算シミュレータWebotsを使用し,仮想ロボットが不整地などの走行を強化学習するシステムを開発します.実環境をシミュレータ内に再現するためにLiDARなどのセンサも使用します.3.自律ロボットにおける身体性の機械学習(2~3名)
機械学習における学習済み知識を身体性の異なるロボット間で共有する場合,その身体性の違いを事前に定義する必要があります.その身体性の違いをロボットが自ら認識したり学習したりする手法の開発を行います.4.無人化施工に向けた土砂シミュレーションと建機制御(2~3名)
物理演算シミュレータなどを使用して疑似的に建設現場を表現し,建機がどのように土砂を掘削したり地均しすればよいのかを機械学習することで,建設機械の自律制御を目指す研究です.卒研Aテーマ:転移強化学習や深層強化学習などの調査研究(1~2名)
■その他のコメント
・大学院進学希望者歓迎.
・強化学習や転移学習など機械学習技術を用いたシステムの基礎的研究,エージェントやロボットを用いた実世界応用の研究を行います.プログラミング言語にはPythonを用いることが多いです.Pythonや機械学習の知識は無くても研究を通じて学んでいくので心配いりません.また,必ずしも上記テーマを選ぶ必要はなく,学生の自由な発想も尊重します.
・基本的にはハードウェア(実ロボット)への応用を前提として研究テーマを設定しますので,ものづくり作業も行えます.電子回路設計や機構設計,3Dプリンタによる部品製作なども行えます.
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
テーマは数学に関係することであれば基本的に自由です。各自が自分のテーマについてテキスト等で調査研究を行い、それを週1回のゼミで発表します。(卒研A, Bどちらにも対応可)
例えば以下のようなテーマが考えられます。
例1:数学を応用する研究に関するテーマ
推薦システム(嗜好予測)、暗号(楕円曲線暗号等)、機械学習、量子情報などの基礎数理。
例2:数学を数学として研究するテーマ
代数幾何学(楕円曲線論など)、代数学(暗号や符号と関係)、グラフ理論(ネットワークの抽象化)、数理統計学(統計検定準1級レベルを目指す)など。
過去の事例:推薦システム、機械学習、楕円関数論、代数学(群論、環論、整数論)
上記以外でも構いません。希望のテーマがあれば相談してください。
募集人数:定員人数まで
■その他のコメント
(1) 次のような人を歓迎します:数学に興味がある人、必要な時に必要な知識を吸収できる人、自分が指導教員に新しいことを教えるぞという気概がある人。
(2)大学院進学希望者は、卒研の後、(院試に合格すれば)院生として三鍋研へ進学可能です。進学希望者を歓迎します。
(3)中高の数学教員を目指す人も歓迎します。
(4)ご質問等があれば、minabe@mail.dendai.ac.jp までメールしてください。
(5) オフィスアワー: 12月3日, 10日 (火) 14:00-15:00 (場所: 5号館11階51103B号室)
面談をご希望の方はお越しください。アポイント無しでも構いません。Zoomでの面談も可能ですので、ご希望の方はメールでご連絡ください。
■卒研テーマ名とそれぞれの簡単な説明,募集人数
(1)アンテナ(2〜3名)
・3Dプリンタを用いた立体構造アンテナ設計製作
・ドローンを用いた指向性制御システム
(2)通信(2〜3名)
・フェーズドアレーを用いた Wi-Fi セキュリティ
・対地中や対水中などの極限環境における無線通信システム
・超小型人工衛星開発
(3)電力伝送(2〜3名)
・フェーズドアレーを用いた無線電力伝送システム
(4)レーダ(2〜3名)
・クラッタデータ収集分析ならびにクラッタ抑圧
・ドプラレーダによる回転体測定
・過渡弾道上の飛翔体測定
(5)工学教育(A研可)(1〜2名)
・電波に関連した工学教育方法の企画および教材開発その他,電波応用に関連した研究テーマの持ち込みは相談に応じます.
■その他のコメント
・令和7年度開設予定の新しい研究室です.
・全てのテーマが新規立ち上げのため,ハードウェアの開発設計,信号処理のソフトウェアなど,全てを1から手作りしていきます.
・教員に依るのではなく,自ら課題を見つけ,手を動かし,失敗を恐れず果敢に解決していこうという気概のある方を募集します.
・テーマによっては,無線従事者資格など研究遂行に必要な条件があります.
・応募には面談が必要です.
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